釣りファンクラブ北海道
ソウハチの船釣り
断然サビキ仕掛け
 カレイ類のなかでもソウハチは少し特殊で、シーズン中は喰気が多く餌を追って中層から水面近くまで追ってくることまであると知られている。また、他のカレイ類に比べると、大きな群れでいることも特徴。当たりの良い日などは大漁になることでしょう。
 サビキは一般的に長い仕掛けとなり、投入時や釣り上げ時に仕掛けが絡んでしまうことがあります。更に釣れ方の状況に応じて数種類の仕掛けを沢山用意しておくと良いでしょう。
針の装飾
 ソウハチ用の針には装飾が施されているものがほとんど。フラッシャーと呼ばれるもので、一般的には白やピンクに赤を混ぜた感じがベストとされています。しかし喰いの渋い時は逆に素針で勝負するのも一つの手かも知れません。また、ソウハチは他のカレイ類よりも口が大きい為、ネムリセイゴや丸セイゴの針を利用すると良いでしょう。針サイズは14号〜といったところです。
タックル
 竿は普通のカレイ釣りの船竿ではかなり不安です。店頭でもソウハチ対応などと書いてある、ソイやヒラメも釣れるようながっちりした竿が良いでしょう。オススメは先調子でやや柔らかい感じ、2.4〜2.7mで、心持長めの竿が良いです。長めの竿を利用することによって、竿を立てたり寝かしたりするだけで追い喰いを狙えますし、取り込み時に仕掛けが長い分、長い竿の方が容易と言えます。これで手返しを早くして、大漁に・・・。
 リールはカウンター付きの両軸リール、もしくは電動リールで、小型〜中型のものを用意して下さい。一度釣れた棚を確かめながら、同じそうを丹念に攻めるのがコツです。
釣り方
 釣り方は底まで落とし、少しずつ巻きながら、広いタナを攻める。釧路沖等は表層から底まで回遊しているため、船頭さんの指示でタナを取る必要も要されます。あたったらアワセ、仕掛けを送り込んだり少し巻いたりして追い喰いを誘う。これが大漁を生む秘訣だ。取り込みまではゆっくり巻き、口が切れないように気を付けましょう。
 断然、餌は短冊切りのイカ(紅・白)を使用し、時にはカツオやサンマもOKだ!!喰いの渋い時の為に虫餌を用意しておくのも有効です。
必要道具・その他
 移動を重ねる為、水深によって使い分けるオモリを用意しておくと良いでしょう。船釣りのラインは基本的にPEラインが好ましいです。カレイ類は基本的にヌメリの強いものが多いので、軍手やタオル、水汲みバケツ等があると便利です。ソウハチ釣りでは追い喰いを誘う為、最初に掛かった魚はどうしても針を飲まれることが多くなります。また、外道によっては素手で針を外すのが困難な魚も居るので、針ハズシやブライヤーがあると良いでしょう。また、替え様の仕掛けは多めに持って行くようにしましょう。
主な対象魚
ソウハチ
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