釣りファンクラブ北海道

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ラインについて
ラインの種類
ポリアミド樹脂系
ナイロン  ほとんどの釣り糸がナイロンであり、極一般的に使用されているもの。初心者なら、まずはこれ!!最初からリールにライン付きで売られているものは、ほとんどがこれ。どの種類よりも値段が安い。柔らかいのでとても扱い易いのが特徴。しかし、強度が乏しく、寿命も短い。また、風の影響を受け易い。ナイロンには6ナイロン・66ナイロン・610ナイロン・12ナイロンなどの種類があり、吸水性等の性質が多少異なる。最近では、撥水性を持つテフロン加工のものが主流化している。塩抜きなどの手入れや、定期的な交換をお忘れなく。
アラミド樹脂  直線強度は極めて大きいものの、結節強度に難点がある。「ケプラー」等の製品名で根付け糸・吸い込み用ハリス等に使用される。
ポリエステル樹脂系
テトロン等  ポリエステル製品で、モノフィラメント(単糸)の編み組やマルチフィラメント(複合糸)の組み合わせ等で売られている。
ホンテロン等  ナイロンと異なり、吸水性がなく、伸びも少ない。縮んだ糸も引っ張ると元に戻る特性がある。やや硬質で私もそうだが、投げ釣りや船釣りの枝ハリスに使用している。
フロロカーボン樹脂系
シーガーエース等  ナイロンの次に安く手に入る。比重が高いため、風の影響を大きく受けないのが最大の長所、沈みも速い。また、ナイロンと違い吸水性がなく、水中でも強度が落ちない。硬質で劣化もしにくく、根ずれにも強いのが特徴。製造過程で有毒物質の副産物が出るため、公害防止の施設が整った製造メーカーに限られてくる。
超高強度ポリエチレン系
テクミロン等  伸びがなく、テトロン系の糸に比べて、1/3。非常に強度があり、直線強度でテトロン系の糸に比べると2.5倍。急激なショックにも比較的強い。紫外線にも強く、長時間使用しても劣化しにくい。比重は小さく水よりも軽い。耐磨耗力、耐屈曲疲労性が強い。その為、少し高い。
PEライン ラインでは一番値段が高い種類である。強度が同サイズのナイロンに比べ、2〜4倍と強く、寿命も長い。また、伸縮がない為、感度はどのラインよりも抜群!!ただし、風の影響を受け易い為、強風や潮の速い時は不向きである。
使い分け
投げ釣り  投げ釣りは対称魚によっては根掛かりも必須となる。ショックの吸収性や、短くなり巻き直す交換頻度も考慮し、ナイロン製をオススメする。遠投することも考えると2号のラインに力糸2→8号が一般的である。
船釣り  対象魚の釣れる水深が深ければ深いほど、沈む速さや、潮の速さに対する影響の少なさが重要になる。その為ラインは出来る限り細く、また強度があるものに限る。ならば断然PEラインがオススメである。
ウキ釣り  オススメはフロロカーボン製のライン。根ずれに強いのも理由の一つだが、比重が高く風の影響を受けずらいのが最大のメリット。沈みが速いので、潮流に乗せるには不向きだが、フロート系ラインを使用すると良い。
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