釣りファンクラブ北海道
ヒラメ
paralichthys olivaceus
カレイ目ヒラメ科       方言:オオクチガレイ・テックイ
 沖縄を除く日本各地、サハリン、千島〜朝鮮半島を経て、香港近海にまで分布。成魚は水深100〜200mの砂泥底域に生息している。

 眼は体の左側に寄り、両眼の間はカレイに比べて広い。口は著しく大きく、眼の後縁下近くまで開く。尾鰭後縁の中央部は突出し、歯は鋭い。

 お寿司屋さんでも並ぶ食用種で、刺し網や延縄などで漁獲され、養殖もされている。旬は冬で、刺身、寿司種、煮付けにして食される。北海道では、船でのバケ釣りが有名である。しっかりシャクることが重要となる。道外では「ヒラメ40」と言い、イワシなどの生き餌を使用し、アタリからしっかり餌を飲み込むまで40秒程待ってからアワせる。しかし、北海道のヒラメは警戒心が薄いのか貪欲なのか、一口で飲み込む。道外から釣りに来る方は、アワセの違いに注意して釣ること。

天然ものは無眼側が真っ白で、尾鰭がやや黄色いヒラメ
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