釣りファンクラブ北海道
ギスカジカ
Myoxocephalus stelleri
カサゴ目カジカ科   方言:マカジカ・イソカジカ・モカジカ
冬が近付くと人気が増す、投げ釣りの対象魚「カジカ」
東北地方〜北海道の周辺、日本海北部やオホーツク海〜ベーリング海西部に分布しており、浅海の岩礁域や藻場に生息している。

丈夫な皮膚に覆われており、鱗をほとんど持たない。頭部は縦扁し、眼上部と後頭部に小皮弁がある。口は大きいが、眼は比較的小さく、前鰓蓋骨棘は3本で、上方の棘が長く鈍い。腹部の斑模様が特徴的で、頭部背面の骨質棘状突起にならないことで他のギスカジカ属と識別できる。

産卵期は冬期で、この頃に岸寄りし浅海の岩礁域に産卵する。魚卵や肝臓が美味で鍋物にして食べることが多く、人気の食材だ。刺身にしても美味しい。

投げ釣りの対象魚として人気が高く、「釣って良し、食べて良し」の冬期限定と言ったイメージが強い。大きいものは40cm以上あり、アタリが竿尻を持ち上げるほどの魅力を持っている。

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